メルセデスベンツCLK200の中古車に試乗する機会を得ました。
平成10年式ですからもう13年も前のメルセデスです。
メルセデスといえば、まず他に類を見ない高速域での安定感があります。
こちらのCLKも例に漏れず、速度が上がれば上がるほど車体が路面に吸い付くように(貼りつくように)なります。
国産車でもこれを真似てマルチリンクだの独立懸架だのありますが、どれもメルセデスのサスペンションとは似て非なるもの。
メーカーのシャシー設計のプロなら、メルセデスの実物を研究すればその答えがわかりそうなものですがコストが優先するのかヴィッツとアルファードが同じサスペンションなんていう可笑しな結果を招いてるのです。
メルセデスの前輪サイドスリップは、国産車のそれと比較して極端にインに振ってあります。
車検時のサイドスリップは車速が5km/h以下と、車庫入れ時にしかありえないような速さで測定しますから、実際の走行時の状態とはいいがたいですね。
そもそも国内の車検のサイドスリップの測定自体、メルセデスには不要の検査なのでしょう。
サイドスリップをインに振るからいいというのではなく、結果としてサイドスリップがインになってしまったということですね。
フェンダーアーチとタイヤとの隙間が小さいのも特徴的。
他に、乗り心地からは想像も出来ないようなサスペンションのリバンプストロークの小ささも国産車との違いとしてあげられると思います。
路面の凹凸にあわせて適当に上下するサスペンションとは、まるで考え方が違うのです。
